傾聴がうまくいく3つのポイント
傾聴がうまくいくためには、カウンセラーの態度、関わり方に
3つポイントがあります。
あくまでも【傾聴の技術】ではありません!
ここは勘違いしないでね。
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①自己一致
カウンセラーはありのままの自分であること。
自分の気持ちなどを、否定したり歪曲しないでいること。
②無条件の肯定的配慮(受容)
相談者さんを尊重し無条件にその存在を受け入れること。
相談者さんのあらゆる側面(肯定的、否定的問わず)について、
評価、取捨選択しない。
大切な存在として積極的に関心を向けるという意味もある。
(無条件の積極的関心)
③共感的理解
相談者さんの主観的な見方、感じ方、考え方を
相談者さんのように見たり感じること。
「あたかも自分自身のように」感じ取る。
カウンセラーの理解と相談者さんに
ズレがないか確認しながらともに歩いていこうと
する姿勢が大切。
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どうでしょうか。
ロジャーズの論文からの抜粋です。
よくわからないですよね(笑)
なので布川なりにまとめます。
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①自己一致
相談者さんの話を聴いて、感じた自分の気持ちをごまかさない事。
ネガティブな感情とかもですよ。
これは、自己肯定感をしっかり持つことが重要です。
②無条件の肯定的配慮(受容)
相談者さんの考え方、感じ方を否定しない事。
相談者さんの、【わけのわからない訴え】でも理解する事です。
③共感的理解
相談者さんと同じように感じる事。(これが一番難しいです・・・)
自分の経験を思い出して「共感するよ」というのは大間違い。
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簡単にまとめました。若干ズレはありますが、
おおむねこんな感じ。
こういった態度で、傾聴するとうまくいきます。
ただし!うまくいっているかも
自分で判断しない事が大事なんです。
だから、【傾聴】は難しいんです。