布川広紀のブログ

会社を2つ経営してます。大事にしている共通テーマは「成長」、人材育成支援などをやってます。ブログは自己紹介的にとりとめもなく書いてます。

トラウマってありますか?

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トラウマといっても、大きいものもあれば、

え?そんなことが・・・って思えるようなものまで、

それこそ千差万別、人それぞれです。

 

 

僕は、キグルミが怖いんです・・・。

 

 

地域特化のかわいらしいご当地キャラ

イオンでたまにうろうろしている風船配り、

世界的に有名なあの夢の国のネズミやアヒル・・・ 

 

彼ら、人の何倍もあるでっかい頭で、

恐ろしいほど、屈託のない満面の笑みで、

クスリと声も出さず、

不気味でコミカルに動きますよね。

 

 

遠目でも背筋がぞわぞわします。

ましてや近づいてこられると

悲鳴をあげそうになります。

 

 

 

中学生の修学旅行で、東京にある夢の国っていう、

世界的に有名なランドに行きました。

 

案の定、同級生は魔法にかかっていましたが、

僕はとんでもない恐怖体験をしました。

 

あの水兵の恰好をした

大人気のアヒルに偶然出くわし、

数秒追いかけらたのです!

 

出くわした瞬間、僕の顔は恐怖で引きつりました。

僕の情けない悲鳴を聞いたあのアヒルが調子に乗ったんだと思います・・・

 

あの屈託のないアヒルスマイルに、

僕の心は大きく傷つき、トラウマを残しました。

 

 

ここまでだと僕の単なるネタ話です。(笑)

 

では、傾聴のプロとして、今日はここからもう一歩深めます。

 

 

 

僕のキグルミへのトラウマの起源はいつか。

 

 

 

幼少期のことです。

3歳~5歳ぐらいかな、デパートの屋上で小さなショーがありました。

銀色のフォルムで戦う、あの≪宇宙刑事≫が、

悪い奴らをやっつけていました。

かっこよかった!! 大好きでした!! 

 

 

さて、≪宇宙刑事≫の活躍で、

ひととおり悪者共が倒れたところで、

あのギャバンが握手をしてくれることになりました!

(あっ!言っちゃった)

 

あこがれのギャバンと握手です。

ドキドキしながら順番を待っていました。

自分の番になり、

なんか照れくさい気持ちでおずおずと

ギャバンの手を握った瞬間、

 

!!!???

 

ぎょっとしました!

 

ギャバンの手があったかいのです!!

べっとり汗ばんでいるのです!! 

 

えっ?なんでっ?? 

ギャバンってメカじゃないの???

 

ギャバンが言いました。

息をハアハアさせながら

『今日はありがとう!!』     

 

 

あっ!こいつは人間だ!  至急、母に言いました。  

 

奴は、人間なんだ!!!

 

それ以来僕は、キグルミがダメになりました。

 

僕のトラウマの起源はギャバンです。

聴いてくれてありがとうございます。

 

っと僕のは完全に笑える話です。

 

 

では、相談の場面において

クライアントさんがトラウマと

向き合いだしたらどうしたらいいのか。

 

傾聴していると、時としてクライアントさんが

自分の過去、トラウマと向き合いだす時があります。

 

これは要注意です。

 

クライアントさんは、トラウマと向き合いだすと

加速度的に深く進んでいく場合があります。

そのスピード、雰囲気に翻弄されると、

その相談をおこなっている場面、

ひいてはクライアントさんのトラウマを

えぐって終わってしまう可能性があります。

 

自分の傾聴力レベル、相談力レベル、

そのトラウマの内容にもよりますが、

安易に深入りしない事。

 

クライアントさんの内省ペースを

こっちが意識的に落とすことが肝要です。

 

僕としては、

出来るだけ止めていただいた方がいいと考えています。

 

傾聴をしている現場では往々にして発生する

『トラウマの内省』案件です。

クライアントさんが自己内省に向かう貴重な時間なのですが、

取扱いを間違えると、

クライアントさんのメンタルの崩壊を招く

危険性も含んでいます。

 

クライアントさんの『トラウマの内省』には

細心の注意が必要です。

 

 

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布川式傾聴メソッドによる

傾聴基礎講座を開催する予定です。

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