布川広紀のブログ

会社を2つ経営してます。大事にしている共通テーマは「成長」、人材育成支援などをやってます。ブログは自己紹介的にとりとめもなく書いてます。

パワハラ対策が企業で義務化されます!知ってましたか?

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パワハラの防止に向けて、

国が法整備を進める方針を示しました。

 

昨年2018年の年末頃、

職場のパワハラ防止措置を

企業に義務付けるための

法整備をする方針を

厚生労働省が示しました。 

 

2019年の通常国会で、

関連法案が提出される予定です。 

 

ここで大事な事は、

義務化です。  

 

義務化といっても、本格的な

「義務」なのか

「努力義務」なのか、はたまた

「配慮義務」なのかで

対応も変わるかとは思いますが、

(いや、変えたらあかんでしょ!)

義務化は大きな動きです。 

 

僕としては、

これは間違いなく

法制化されると見込んでいます。 

 

ただ、まだ猶予があるからなのか、

現状はあまり世間に

認識されていないようです。

 

 

僕のお客様たちはほぼ知りませんでした

 

 

ちゃんと認識していたのは

社労士の事務所、

知り合いのコンサルタントぐらいでした。

 

皆さんご存知でしたか? 

 

 

2019年通常国会で法案が通過、

2020年からスタートする感じでしょうか。 

 

 

世間ではどういった意見が多いでしょうか?

 

雇用される側は、昨今の社会的事情、

ブラック企業問題とか、

いろんなハラスメントの乱立(笑)に後押しされるように、

パワハラ対策はぜひしてほしい!』

との意見が大半です。

 

一方企業側では、管理者、特に経営者さんは

「業務上の指導」と

パワハラにあたる行為の線引きがあやふやでは、

上司が部下を指導というのがしにくい、

人材を育てられない事業の妨げになる、

等の主張があり、

法制化に反対してきました。 

 

ですので指針では、

こういった点に留意し、

どこまでが「指導」で

どこからが「パワハラ」なのか、

分かりやすく示すようです。

 

 厚生労働省の本気度がみえますね。  

 

現状、パワハラ対策をしている企業さんは

1000人以上の企業ではほぼ90パーセント

99人以下の企業では26パーセント

とのデータがあります。

 

従業員数からの規模が小さくなると

取り組み実施率が低くなるという実態です。 

 

パワハラ対策は

【法制化するから取り組む】という姿勢では

根本的な解決にはなりません。 

 

ですが今回、せっかく【法制化する】のですから、

これを機に、形ばかりの対策にせず、

しっかりとしたパワハラ対策をしてくださいね。

 

 

うちでもパワハラ対策を企業さんでやらせてもらってます。

なにかお困りの場合はご相談くださいね。

 

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